消防士の教科書

これから消防士を目指す人たちの教科書になるようなことを書いていきます。

査察ってなんだ?②

お疲れ様です、leoです。

 

皆さんの所属では

 

意見発表ってやってますか?

 

僕の所属では、3年に一度輪番で回ってきてます。

 

人前で話す機会や、人に伝えるための文章を書く機会が全然ない僕たち消防士にとって、

 

とんでもなく良い経験ができる絶好の機会だと思いますが…

 

やってる内は気づかなかったですね。笑

 

というわけで、もし参加する人がいたら頑張ってください!

 

人前で話すこと、伝えることはとても大事な勉強ですよ(^^)!

 

さて、今回は前回の続き

 

査察について書いていきます。

 

前回の内容はこちらからどうぞ!

査察ってなんだ? - 消防士の教科書

 

予防分野については、僕自身あまり得意ではないし、所属自体もだいぶ遅れをとっているので参考になるかわかりませんが…(-.-;)

 

よければ最後までお付き合いくださいね(^^)!

 

【目次】

 

 

【査察の内容】

 

前回は、僕たち消防士としての査察について書きました。

 

今回は査察を受ける側、建物の管理者やオーナーさん側の視点から査察について書いていきます。

 

 

 

【建物の管理者orオーナーとしての査察】

 

建物の管理者側から査察を見てみると

 

ぶっちゃけ、めっちゃ面倒くさいです。

 

僕もこの記事を書く中で改めて感じました。

 

管理する建物の防火や防災の観点上、確かに必要なのはわかるけど、

 

防火管理者だの訓練やれだの、書類がないだの設備がダメだの、

 

もうめっちゃ面倒くさい感じですね。

 

しかも、割とお金かかることが多い。

 

消防署がやることだから、そんなお金かかるようなことじゃなさそう!と思いきや、全くそんなことありません(-.-;)

 

例えば防火管理者

 

防火管理者になる為には防火管理者講習を受けなければなりません。

 

受講料は6500円〜7500円で、だいたい2日間講習です。

 

講習日程は決められているため、行きたい時にパッといけるようなものではありません。

 

これ、自分だったらどうでしょうか。

 

結構負担ですよね。

 

さらにこれだけではなく、設備面のこともあるとしたら…

 

もう来ないでくれって感じです( ´Д`;

 

とまぁ、ちょっと話は逸れましたが、

 

そんな建物の管理者、オーナー側から見た査察について、順を追って書いていきます。

 

 

 

①いきなり消防署から電話がかかってくる。

  なんの前触れもなく、いきなり知らない番号から電話がかかってきました。

  出てみると消防署からで、査察をしたいとのこと。

  日程調整?何やるかもわからないし、どのくらい時間かかるんだよ…こっちは仕事で忙しいってのに。

  ん?というか査察ってなんだ??

 

 

といった感じでしょうか。

 

もちろん、査察を受けたことのある人であればそんなことはありませんが、

 

やっぱり査察のアポを取るときは

 

査察=消防の立入検査

 

ということを頭に入れ、

 

どんなことをするのか

どれくらい時間がかかるのか

何が必要か

お金はかかるのか

 

など、

 

当たり前だけど大事なことをしっかり伝えられるようにしたいですね。

 

 

②査察の準備

  消防署からの連絡で、査察の日程が決まりました。

  やることはいろいろあるようですが、防火管理関係の書類を確認するとのことです。

  そんなのあったかな…とりあえず探してみるしかない。

 

 

きっと書類探しは面倒でしょうね…。

 

なんせ今まで見たこともない方がほとんどでしょうし。

 

ということで、僕たち消防士が査察に行ったら

 

消防関係の書類は、わかりやすいようにファイリングしておくと良いですよ!

 

とアドバイスしてあげましょう。

 

そのファイル一冊があれば、次に査察に来た時に対応が楽になりますからね(^^)

 

 

③査察当日

  いよいよ査察当日。

  おいおい、消防車で来たよ!汗

  しかもなんだかたくさん…結構威圧感あるなぁ…。

  ってか、名刺交換もしないで話進むの!?担当者の名前わかんないし…

  緊張するなぁ〜汗

 

 

妄想炸裂ですみません(*_*)

 

でもきっと、何もわからない人であればこんな風に思うかもしれません。

 

そもそも、自分が管理する建物に消防車が来る事自体、めったにありません。しかも何もしていないのに、です。

 

また、制服を着た消防士と話すこともほぼ無いと思います。

 

僕だったら、やっぱり多少なりとも緊張します。

 

初めてづくしで何やるかもわからない状況ですからね。

 

…ということを考えると、僕たち消防士が査察でやるべき事が見えてきますね(^^)

 

やっぱりまず最初は

 

挨拶から。

 

ちゃんと挨拶することが、査察の第一歩です。

 

「〇〇消防から来ました〇〇です。

今日は消防の立入検査にお時間をいただきありがとうございます。

今日は消防関係の書類の確認と、〇〇さんの管理する建物の中を確認させていただきます。

時間は1時間ほどを予定していますので、少し長くはなりますが、ご協力をお願いします。」

 

といった感じで、最初の挨拶をしてみてはどうでしょうか(^^)?

 

この時に名刺を渡せるとベストですね!

 

消防士である前に、まずは社会人として

 

しっかりとしたビジネスマナーをもって査察に臨みましょう!

 

 

④書類の確認

  書類のこと聞かれても、専門用語ばっかりでサッパリ…

  正直、何を質問して良いのかもわからないや…。

 

 

僕たち消防士は、結構淡々と書類の確認をしがちです。

 

確認することが多いので仕方のないことかもしれませんが、

 

やはり相手にわかりやすい言葉を選んで、確認を進めるべきだと思います。

 

今は何の書類を見て、何を確認しているのか

ちゃんとできているのか、いないのか

何が良くて、何が悪いのか

 

一個一個説明していたらキリがないですが、

 

要所要所でわかりやすい言葉で説明できると良いですね(^^)

 

 

⑤建物内の検査

  いよいよ建物内の検査が始まった。

  マジか、この部屋も見るのか。

  マジか、お客さんいるのに入ってくのか。

  マジか、これどかせって?

  マジか!設備が付いてない!?

 

 

僕たち消防士は、査察という業務は日常なので、いつもどおり建物の各部屋を見て回ります。

 

けれど初めて査察を受ける側からすると、

 

この部屋もあの部屋も全部見るの!?

 

と思うかもしれません。

 

建物内の検査、という言葉だけでは

 

建物内の全部屋を見て回ります

 

ということにはなりませんよね。

 

だからこそ事前に伝えるとき、

 

査察では建物内の全部屋を見させていただきますが、よろしいですか?

 

ぐらい丁寧に伝えても良いかもしれません。

 

これを伝えると、普段違反している箇所を隠されたりもするかもしれませんが…

 

余程ではない限り、全部屋を見るということをしっかり伝えるべきだと、僕は思います。

 

そして建物内の検査が始まったら、

 

必ず管理者またはオーナーの立会いをお願いしてください。

 

これは後々のトラブルを防ぐためです。

 

僕の街は田舎なので、割と「忙しいから勝手に見ていいよ〜」なんて言われますが、

 

これ、かなり危険です。

 

管理者またはオーナーの立会いがないということは、その場その場で何をしているか見ていないということです。

 

どういうことかと言うと…

 

アレが無くなっている!

ココが壊されている!

そんなもの置いてない!

ちゃんと付いてただろ!

 

みたいに、後から難クセをつけられる可能性があるということです。

 

ので、必ず管理者またはオーナーの立会いの元、査察を行うようにしましょう!

 

 

⑥査察終わり

  ようやく終わった…。

  なんだかよくわからないけど、今度結果?を持ってくるらしい…。

  また来るのかぁ…。

 

 

というわけで、査察が終わりました。

 

僕たち消防士にとっては、あとは結果通知すれば終わり!というのはわかっていますが、

 

管理者やオーナー側からしたら、

 

また来るの!?

 

って感じだと思います。

 

そうなるとやっぱりここも説明が大事ですよね。

 

「今日の査察は以上です。お忙しいところ、ご協力ありがとうございました。

今日の結果を署でまとめ、結果通知書として後日お持ちします。

査察結果の確認と必要書類をお渡しするだけなので、時間はそれほどかかりません。

その際、確認印かサインをいただきますので、ご準備をお願いします。

伺う日時については、また改めて調整させていただければと思います。」

 

こんな感じですかね。

 

ポイントは、いきなり結果から伝えるのではなく、

 

査察に協力していただいたお礼から伝えること、です。

 

当たり前のようで意外にできていません。

 

絶対忘れちゃダメですよ!

 

そしてお礼を伝えてから、わかりやすい言葉でわかりやすい説明をしましょう。

 

時間はそんなにかからないことも伝えてあげると、相手側の心の負担も減るかもしれませんね。

 

 

⑦結果通知書を届けられる

  また消防車で来たよ。

  なんだか難しい言葉ばっかり…どういうことだよ。

  しかも何?なんか書類出すの?面倒だなぁ…。

 

 

査察で何もなければ、指摘事項なしで簡単に終わることができますが

 

そうではない時が大変ですよね。

 

僕たちは、専用のシステムに打ち込めば関係法令がズバッと出てきて楽チンですが、

 

それを噛み砕いて説明するのは非常に大変なことです。

 

まして相手は素人です。

 

予防の知識はもちろん、消防に関する知識だって持ち合わせていません。

 

だからこそ、形式的にならないように注意しなければなりません。

 

書類面の指摘であれば、どのような手順で書類を作り提出するのか

設備面であれば、一緒に図面を見て説明するなど、

 

ここまで説明しなきゃダメ!?ってくらい、しっかり説明できるように準備していきましょう!

 

 

 

 

【まとめ】

 

今回は、“査察を受ける側からの視点”で考えてみました。

 

査察について、各所属で教わることとは一味違ったのではないでしょうか(^^)?

 

査察は僕たち消防士の仕事でも、比較的ウェイトのある仕事です。

 

だからかもしれませんが、ものすごい事務的になってしまうような気がします。

 

確かに、消防として、行政としてその厳しさは必要だと思います。

 

でもやっぱり、人対人です。

 

厳しさをもって臨むのもありですが、ある程度の“人情”も必要かと思います。

 

そしてこれは査察に限らずですが、

 

一方的なモノの見方をするのではなく、

 

相手からしたらどう見えるか

 

ということを考えてみることも大事です。

 

特に対外業務の時は大事ですよ〜!

 

訓練や現場でも同じですが、

 

物事を主観で捉えず俯瞰できたとき、めっちゃ成長します。

 

…すんません、査察の話から逸れました( ゚д゚)

 

ということで、

 

法に基づいた査察の内容については、しっかり査察マスターを読みましょう!笑

 

9訂版 チェックポイント付き査察マスター

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でもそれだけではない、実務的な部分については、

 

このブログが少し参考になるのかな、と思います。

 

というか、参考になればいいなと思います(^^)!

(きっと大きい所属の人には参考になりませんのでご注意を!!)

 

今回もうまくまとまりませんが、

 

最後まで見ていただきありがとうございました( ̄^ ̄)ゞ

 

それでは、また!

 

 

 

 

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適度に更新中です!笑

 

 

 

 

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